ウィジェットの設定を変更するには
ウィジェット設定変更画面からウィジェットの表示設定や外部サービスの管理を行うことができます。
- ウィジェット一覧画面の「設定変更」をクリックしてウィジェット設定変更画面を開きます
- 必要な設定変更を行い「設定をタグに反映する」をクリックします
ウィジェット画面にキーワード検索とソート機能があります。作成済みウィジェットから必要なものを抽出したい場合にご活用ください。
設定変更は30秒から2分ほどでウィジェットに反映されます。変更結果を確認する際はこちらの記事も参照ください。
ウィジェット設定変更画面の各項目について
検出サービス
webtruのクローラーが検出した外部サービスに関する設定を行います。
許可設定
同意モード、オプトアウトモードのみ表示されます。
必須、初期オフ、初期オン、ブロックから選択可能です。
「必須」を選択した外部サービスはウィジェット内で必須カテゴリに表示されサイト訪問者側での許可/拒否の選択ができなくなります。ウェブフォントや地図などページそのものを構成する機能を提供するサービスや利用できないとサイトの閲覧に支障があるサービスの場合には「必須」を選択してください。
「初期オン」「初期オフ」を選択すると、それぞれ初期状態を許可(オプトアウト形式)、拒否(オプトイン形式)に設定できます。
「ブロック」を選択すると通信が常にブロックされます。ウィジェット内にも表示されません。
許可設定の初期値について、アクセス解析、広告、データ収集のいずれかに分類されているサービスは「初期オン」の状態で、それ以外のサービスは「必須」にチェックが入った状態になっています。
※同意モードの場合
同意モードの挙動が優先されるため、「初期オン」を選択した場合も許可設定の状態を問わず、ウィジェットの初期状態は拒否(オプトイン形式)となります。
表示チェックボックス
通知モード、公表モードの場合
検出された外部サービス、手動追加した外部サービスをウィジェットに表示する、もしくは非表示とする設定が可能です。
同意モード、オプトアウトモードの場合
許可設定に「必須」を選択している外部サービスで、ウィジェットに表示する、もしくは非表示とする設定が可能です。「初期オフ」「初期オン」を選択しているサービスは表示にチェックが入り変更することはできません。「ブロック」を選択しているサービスは表示のチェックが外れ変更することはできません。許可設定の状態との組み合わせでウィジェットによる外部サービスの扱いが変わります。下表を参照ください。
許可設定 | 表示 | ウィジェットの動作 | 補足 |
必須 | ON | 必須カテゴリに表示され常に許可される。サイト訪問者による拒否は不可 | GDPRとしては正当な利益があるサービスで、同意がいらないものを入れる必要がある |
必須 |
OFF | ウィジェット内に表示されず常に許可される。サイト訪問者による拒否は不可 | 公表の義務のない外部サービスに設定することができます |
初期オン |
ON | 必須以外のカテゴリに表示されサイト訪問者による許可/拒否が可能。初期状態は許可 | 初期状態は許可されているオプトアウト方式となる |
初期オフ | ON | 必須以外のカテゴリに表示され、サイト訪問者による許可/拒否が可能。初期状態は拒否 | 初期状態は拒否されているGDPR準拠のオプトイン方式となる |
ブロック | OFF | ウィジェットにより通信が常にブロックされる。必須カテゴリ内にも表示されない | サイト運営者がブロックし続けたい外部サービスはこの設定とする |
従来の必須チェックボックス、利用チェックボックスを用いた設定画面を使用されていた方は設定項目の新旧対応に関する記事も参照ください。
すべて初期オフに変更
「必須」「ブロック」以外の外部サービスの「許可設定」が全て初期オフになります。設定を反映するためには画面下部の「設定をタグに反映する」をクリックしてください。
すべて初期オンに変更
「必須」「ブロック」以外の外部サービスの「許可設定」が全て初期オンになります。設定を反映するためには画面下部の「設定をタグに反映する」をクリックしてください。
追加サービス
任意の外部サービスをウィジェットで管理できるようにしたり、任意のドメインの通信を許可する設定を行えます。
外部サービスを追加
画面上のボタンをクリックしないとリクエストが発生しないサービスなどwebtruのクローラーで検出されない外部サービスをウィジェットに追加することができます。追加できるサービスはwebtruの外部サービスマスタに登録されているものが対象となります。詳しくは外部サービス追加画面を参照してください。
URLを追加する
同意モード、オプトアウトモードのみ表示されます。
webtruのクローラーで外部サービスとして検出されなかったURLがウィジェットによってブロックされ、サイトの一部のページでコンテンツが正しく表示されないことがあります(例えば画像を配信しているCDNのURLなど)。このような場合はURLの追加を実施してください。詳しくはURL追加画面を参照してください。
外部サービスの説明文言設定(プラスプランのみ)
ウィジェット内に表示される外部サービスの説明文言の変更が可能です。
「設定画面を開く」を押すと外部サービスの説明文言設定画面が別ウィンドウで開きます。
言語
日本語・英語・ドイツ語・フランス語・韓国語・中国語(簡体字)・中国語(繁体字)から選択します。
送信先の利用目的
ウィジェットのサービス情報画面「このサービスについて」に表示されるサービスの利用目的を任意の文章へ変更可能です。
空欄のまま登録された場合、デフォルトで登録されている文言が表示されます。
送信している情報の例
ウィジェットのサービス情報画面「送信している情報」に表示される内容を変更可能です。
送信している情報の項目ごとに改行することで、箇条書きのように表示されます。
空欄のまま登録された場合、デフォルトで登録されている文言が表示されます。
「設定をタグに反映する」ボタン
「設定をタグに反映する」ボタンを押すと、入力された文言データを元にウィジェットのタグの更新が行われます。
ウィジェット設定変更画面の「設定をタグに反映する」は押す必要はありません。
設定画面に表示されるサービスについて
検出された外部サービス・手動追加した外部サービスが表示されます。
文言変更を行なったサービスが検出されなくなった場合でも、文言データは消えません。
再度検出された場合、その文言データが利用されます。
手動で追加したサービスを削除し、再度手動で追加した場合も同じです。
プライバシーポリシー設定
「プライバシーポリシーへのリンク」にURLを入力するとウィジェットのカテゴリ一覧画面にリンクを表示することができます。「プライバシーポリシーのバージョン数」は動作上、特に変化は起こりません。また、空欄のままでも問題はありません。
ロゴ画像設定
URLを入力するとウィジェットの一覧画面フッタ部分に表示されます。
同意モード、オプトアウトモードのウィジェットの場合、ロゴ画像の読み込みがブロックされないよう以下いずれかの条件を満たすようご注意ください。
- ウィジェットを設置するドメインと同一ドメインのURLを入力する
- URLのドメインをドメイン追加する
位置・カラー設定
ウィジェットの表示位置や色に関する設定を行います。
表示位置
ダイアログやボタンの表示位置を選択します。
モード
背景の明暗を選択します。
カラー
ボタンやチェックボックスのカラーを選択します。
カスタムを選択した場合、ラベルの右の四角をクリックして任意の色を選択するかカラーコード入力欄に任意のRGBカラーコード(#rrggbbの形式)を入力します。
文言設定(プラスプランのみ)
ウィジェットに表示される文言を変更します。言語セレクトボックスから変更対象の言語を選択し、変更したい文言の含まれるタブを開いて任意の文言を入力します。
文言が入力されていない場合は、ウィジェットにはデフォルトの文言が表示されます。
言語
日本語・英語・ドイツ語・フランス語から選択します。
ダイアログ・ボタンタブ
公表モード(リンク方式)以外のモードで編集可能なタブです。
説明文
ウィジェットに表示される説明文を変更します。
設定ボタンラベル
ウィジェットに表示される設定ボタンのラベルを任意の名称に変更します。
閉じるボタンラベル
ウィジェットに表示される閉じるボタンのラベルを任意の名称に変更します。
カテゴリ一覧タブ
タイトル
ウィジェットのタイトルを変更します。初期設定は「プライバシー通知」です。
初期画面の説明
ウィジェットを表示したときの説明文を変更します。
カテゴリの表示名
カテゴリは「必須、広告、アクセス解析、データ収集、機能補助、セキュリティ、ソーシャルプラグイン、パーソナライズ」に分類されています。カテゴリの表示名を変更します。
保存ボタンのラベル
保存ボタンのラベルを任意の名称に変更します。
プライバシーポリシーへのリンク説明文
ウィジェットの最下段に表示されるプライバシーポリシーに関する説明文を変更します。
プライバシーポリシーのリンクを含めるには <1>リンク先URL</1> のように記載してください。
サービス一覧タブ
カテゴリーの説明
「必須、広告、アクセス解析、データ収集、機能補助、セキュリティ、ソーシャルプラグイン、パーソナライズ」それぞれのカテゴリごとに説明文を変更します。
必須の補足説明
必須のカテゴリでは赤文字で補足説明が入ります。補足説明文を変更します。
初期設定では「※これらの外部サービスはwebサイトの利用や運用に必須のものであり、ご利用者さまが変更することはできません。」となります。
サービス詳細タブ
サービス説明ラベル
「このサービスについて」という文言を任意のラベルへ変更します。
リンクラベル
「サービスサイト、プライバシーポリシー、オプトアウト、運営会社説明、送信している情報」のリンクラベルを変更します。
パーソナルデータとはタブ
タイトル
「パーソナルデータとは」のタイトルを変更します。
パーソナルデータ説明
パーソナルデータの説明文を変更します。
パーソナルデータの例
(開発中のため現在編集できません)
パーソナルデータ補足説明
パーソナルデータ補足説明を変更します。
自動更新設定
この設定を有効にすると、月に1回(毎月5日)に自動的に検査対象URLを再検査して、外部サービス一覧を更新します。
同意モードの設定
同意モード、オプトアウトモードのみ表示されます。
「Googleタグマネージャーの同意モードを使用する」にチェックを入れることでGTMとの連携が可能です。
「Googleタグマネージャーの同意モードを使用する」がオンの場合、ウィジェットでサービス単位の同意状態は選択不可となります。
地域別オプション(プラスプランのみ)
プラスプランをご契約で同意モード、オプトアウトモードで作成した場合のみ表示されます。
「GDPRが適用されるEEA域内からアクセスしているサイト訪問者にのみウィジェットを表示する」といった設定をおこなうことができます。
GDPR適用ユーザーのみCMPを表示する
同意モード、オプトアウトモードで表示されます。
チェックを入れるとEEA域内からのアクセス以外ではウィジェットが表示されなくなります。
GDPR適用ユーザーにはオプトイン形式の初期状態でCMPを配信する
オプトアウトモードで表示されます。
チェックを入れるとEEA域内からのアクセスに対して、デフォルトで必須以外のサービスが拒否状態となります。サイト訪問者がウィジェットを通じて許可(オプトイン)しない限り当該通信はブロックされます。
CPRA適用ユーザーにはCPRA対応のCMPを配信する
オプトアウトモードで表示されます。
チェックを入れると米国内からのアクセスに対して、CPRAに対応したウィジェットが表示されます。
削除保護
チェックを入れるとウィジェットの誤った削除を防ぐことができます。
削除保護を有効にしたウィジェットを削除しようとすると、エラーメッセージが表示され、削除は阻止されます。
新しく検出したリクエストの自動ブロック
チェックを入れると更新時に新たに検出されたサービス・URLがあった場合、そのリクエストの許可設定に「ブロック」を自動で設定します。
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